す も も の 缶 詰

ツブヤキニッキ

赤毛のアン

Xで『赤毛のアン』についてやり取りしていたら、まさしく『赤毛のアン』の翻訳者(の一人)である松本侑子さんから「いいね」をいただきました。

びっくりー!(๑º ロ º๑)!!

自分で『赤毛のアン』の全集を買ったのは大人になってからですが、その全集は掛川恭子さんの訳でした。美しい装丁に惹かれて、どうしても欲しかった全集でしたが、一度には買えなかったので、毎月2冊ずつ買ったのを思い出しました。

特に『赤毛のアン』のファンではないのですが、一生懸命に全集を揃えたりしていたので、何か特別な思い入れがありますね。

その時、『赤毛のアン』の何周年記念?とかだったでしょうか、何種類かの全集が出版されていて、松本侑子さん訳の全集もありました。松本侑子さんは『赤毛のアン』関連では有名ですから、『赤毛のアン』のファンの方なら、絶対にご存知ですよね。

当時、文学のサイトをやっていたので、作家や翻訳家の情報を調べたり、サイト仲間の本好きさん達と情報交換したり、新元良一さんの掲示板に参加して、海外の出版事情をいち早く教えて貰ったりと、実に有意義で濃い時代?でした。そんな時代の中に、松本侑子さんの名前はあるのです。

主に海外文学を読んでいましたから、翻訳家は作家以上に重要で、翻訳が上手くなければ、読む価値は半減しますからね。日本では作家の名前よりも翻訳家の名前の方が知っていたのではないかと。

というわけで、先日の「峠の釜めし本舗 荻野屋」さんといい、今回の松本侑子さんといい、たまに期せずしてこういう事があるので、Xは面白い。