このところ日本の時代小説にはまっていて、江戸時代、戦国時代、幕末といろいろ読んでいましたが、久々に海外文学を読みたいという欲求が湧いて、以下5冊ほど購入。
●最初の悪い男/ミランダ・ジュライ
●ミッドナイト・ライブラリー/マット・ヘイグ
●ふくろう女の美容室/テス・ギャラガー
●変わったタイプ/トム・ハンクス
●赤いモレスキンの女/アントワーヌ・ローラン
このうち3冊が届きました。
大好きなミランダ・ジュライの本は初の長編小説で、読むのを楽しみにしているのですが、タイトルがどうもしっくり来ない。原題は『THE FIRST BAD MAN』なので、間違いではないのですが…。
翻訳は岸本佐知子さん。岸本さんならもうちょっと上手いタイトルをつけられなかったかな?という感じでいます。読んだ結果、このタイトルしかないと思えれば、それはそれでいいのですが。
『ミッドナイト・ライブラリー』は、完全にタイトル買い。すっと胸に落ちたタイトルでした。真夜中の図書館というだけで、わくわくします。
『ふくろう女の美容室』は、以前に図書館で借りたものの返却期限が来てしまい、未読のまま返したという前科のある本。今度は返却期限もないから、マイペースでゆっくり読みたいと思います。
まだ届いていないトム・ハンクスの『変わったタイプ』は、‘’あの”トム・ハンクスの本です。以前、アメリカでの高レビューを見ており、小説も書くのか、読んでみたいと思っていたものです。トム・ハンクスは好きだし、その本も楽しみです。
『赤いモレスキンの女』は、唯一フランス文学です。これもタイトル買いと言えばタイトル買いかも。
モレスキンは文具好きには有名な、手帳とか日記帳のメーカーで、その手帳や日記帳自体もモレスキンと呼ばれています。私も使ったことがありますが、持っているだけでも満足を感じられるような物なので、それを持っている女とはどんな女か、中には何が書かれているのか、と興味を掻き立てられます。
今回は新潮クレストブックスを中心に選びました。クレストブックスの、単行本だけどソフトカバーであるところと、中身の紙質が気に入っているので、それを手に取る事自体が嬉しい。
現在読んでいる司馬遼太郎の『竜馬がゆく』全8巻も、あと50ページくらいで終わるので、読み終えたら早速海外文学を読もう!
と思っていたところ、主人が「最高に面白い時代小説があるから読んでみて」と。
というわけで、夫婦の会話を知的に充実させる為、楽しみにしていた海外文学はだいぶ後回しになりそうです。