す も も の 缶 詰

ツブヤキニッキ

2005-08-15から1日間の記事一覧

【27】 随筆・講演

浜本武雄 訳 定価 4,077円 フォークナー自身の語る自作品解説を中心に収録した。1950年、ストックホルムでのノーベル賞受賞に際して、人間の不滅を説いた格調高い演説、1954年に発表した自伝的エッセイ「ミシシッピ」、死の3か月前に訪れたウェスト・ポイン…

【26】 短篇集(3)

小野清之 訳/池澤夏樹 解説

【25】 短篇集(2)

小野清之・牧野有通 共訳/大橋健三郎 解説

【24】 短篇集(1)

志村正雄 訳/岡庭昇 解説 1950年、フォークナーはマルカム・カウリーの示唆に従って、主題別に配列した42篇からなる短篇小説選集を編んだ。それは、既に『これら13篇』、『医師マーティーノ、他』の二短篇集に発表した25の作品のほかに、『村』の冒頭と関わ…

【23】 自動車泥棒

高橋正雄 訳/須山静夫 解説 処女長篇『兵士の報酬』以来、30年間、自己の問題に執着して、失敗をおそれずに文学的苦闘を続けてきたフォークナーの創作活動の最後を飾る作品である。ここに見られるのは、多くの批評家たちがフォークナー文学に指摘するユーモ…

【22】 館 -本邦初訳-

高橋正雄 訳/井上光晴 解説

【21】 町 -本邦初訳-

速川浩 訳/荒正人 解説

【20】 寓話

井上謙治 訳/いいだ・もも 解説

【19】 尼僧への鎮魂歌 -本邦初訳-

阪田勝三 訳/篠田一士 解説

【18】 駒さばき(ナイツ・ギャンビット)

山本晶 訳/坂上弘 解説

【17】 墓地への侵入者

鈴木健三 訳/橋本福夫 解説

【16】 行け、モーセ

大橋健三郎 訳/野島秀勝 解説 定価 3,772円 村黒人問題、荒野という2つのテーマを持つ7つの短篇から成り、最初の6篇はマッキャスリン家の三代目アイクを主人公にし、最後の1篇は、1人の黒人を主人公にした物語である。全体の中核をなすのは「熊」で、黒人に…

【15】 村 -本邦初訳-

田中久男 訳/三枝和子 解説

【14】 野生の棕櫚

井上謙治 訳/福永武彦 解説

【13】 征服されざる人びと

斎藤光 訳/佐伯彰一 解説

【12】 アブサロム、アブサロム!

大橋吉之輔 訳/中村真一郎 解説

【11】 標識塔

後藤昭次 訳/木島始 解説

【10】 医師マーティーノ、他 -本邦初訳-

滝川元男 訳/三浦朱門 解説

【9】 八月の光

須山静夫 訳/江藤淳 解説

【8】 これら十三篇

林信行 訳/中田耕治 解説

【7】 サンクチュアリ

大橋健三郎 訳/平石貴樹 解説 定価 3,873円 作者をして「自分として想像しうるかぎりの恐ろしい話」と言わしめた作品。南部を征服しつつあった機械文明の象徴である、性的不能者ポパイによって、女子大生テンプルがとうもろこしの穂軸によって凌辱される事件…

【6】 死の床に横たわりて

阪田勝三 訳/小川国夫 解説

【5】 響きと怒り

尾上政次 訳/小島信夫 解説

【4】 サートリス

斎藤忠利 訳/磯田光一 解説

【3】 蚊 -本邦初訳-

大津栄一郎 訳/三浦雅士 解説 定価 3,873円 オルダス・ハックスリーの手法に倣って書かれた作者の第2作。ニュー・オールリンズの野心家の婦人の許に寄生する種々の奇妙な、昆虫にたとえられる人間像 - 小説家、彫刻家、天真爛漫なイギリス人、性的に無垢な白…

【2】 兵士の報酬

原川恭一 訳/大橋健三郎 解説

【1】 詩と初期短篇・評論 -本邦初訳-

福田陸太郎 他訳/加島祥造 解説 詩を書く年齢は17歳から21歳までが最もふさわしい、と語ったフォークナーは、自らも27歳で詩筆を折った。20世紀文学の巨峰フォークナーの萌芽を秘めるそれら詩篇を集めた、処女詩集『大理石の牧神』と、つづく第2の詩集『緑の…

フォークナー全集 全27巻

1949年度のノーベル文学賞に輝く、ウィリアム・フォークナーは、アメリカ文学の伝統を継承する最もすぐれた作家であるのみならず、広く『20世紀文学』の領域において、世界的な地位を占める巨峰であるといえる。 「人間の心を高揚させ、人間の過去において栄…