す も も の 缶 詰

ツブヤキニッキ

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

リャマサーレス,フリオ
1955年、スペイン、レオン地方の田舎町ベガミアンに生まれる。マドリッド大法学部卒業後、弁護士となるも、ほどなくジャーナリストに転身。早くから詩人として知られ、『のろい雄牛』『雪の思い出』(ホルヘ・ギリェン賞)などを発表、次第に散文作品に移行する。1985年、初の長編小説『狼たちの月』を刊行、その迫真の筆致で注目された。また、『黄色い雨』はその3年後に発表された長編第二作であり、この作品によって一躍、現代世界文学の一角を担う最重要作家と見なされるに至った。