す も も の 缶 詰

ツブヤキニッキ

2005-11-05から1日間の記事一覧

死者たちの存在感に言葉を失う小説(朝日新聞より)

いい小説だ。人が生きる空間の幅と深さを、とてつもない言葉の力で押し広げる。読み終わったあと、虚脱感と充実が同時にやってきて、自分の足裏の底がぬけた。それでいて、いまここにいる自分自身が、底のほうから力強くあたたかく抱きとめられたようでもあ…

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

リャマサーレス,フリオ 1955年、スペイン、レオン地方の田舎町ベガミアンに生まれる。マドリッド大法学部卒業後、弁護士となるも、ほどなくジャーナリストに転身。早くから詩人として知られ、『のろい雄牛』『雪の思い出』(ホルヘ・ギリェン賞)などを発表、…

フリオ・リャマサーレス 『黄色い雨』

『黄色い雨』/フリオ・リャマサーレス (著), Julio Llamazares (原著), 木村 榮一 (翻訳) 価格: ¥1,785 (税込) 単行本: 206 p ; サイズ(cm): 19 x 13 出版社: ソニーマガジンズ ; ISBN: 478972512X ; (2005/09) 出版社 / 著者からの内容紹介 この小説を…