雨の日は、病院帰りにベンチでコーヒーが飲めないのが残念なんですが、あんまり暑くても無理。かといって、病院内のカフェやコンビニ（イートイン）では気晴らしにならなくて面白くありません。
というわけで、信濃町駅中のBECK'Sへ。基本的にコーヒーはあまり好きではなく、タリーズとかドトールでもだいたいレギュラーコーヒーは飲めず、カフェモカとかを飲んでいるのですが、BECK'Sのカフェラテは好き。
私が好きということは、つまり薄めで酸味がないコーヒーだということです。アメリカのコーヒーは、日本で薄めのコーヒーをアメリカンと言うくらいですから、だいたい薄くて酸味のないコーヒーなので、抵抗なく飲めます。なんなら、帝国ホテルの紅茶の方が、見た目が濃いです。
以前にも書きましたが、その昔アメリカに渡ったイギリス人は、本国同様に紅茶を飲んでいたのですが、「ボストン茶会事件」で紅茶を積んだ船を焼かれてしまい、間に合わせにすでにアメリカにあったコーヒーを、紅茶色に薄めて飲んでいました。そう、見た目なんです。それ以来アメリカのコーヒーは薄いのが基本。
アメリカで「アメリカンコーヒー」と言っても通じません。アメリカのコーヒーはそもそも薄いのですから。日本で言えば極薄アメリカンです。
ちなみに家では、缶入りのタリーズのブラックコーヒーを買って来て、半分に薄めて氷たっぷりで飲んでいます。なので390mlの缶で５～6杯飲めます。
とにかくBECK'Sのコーヒーは、おかわりするくらい気に入っているので、これからも雨の日や猛暑の日にはお世話になると思いますが、なにしろ駅中なので、入るのに入場料がかかるのが何とも馬鹿らしいと言えば馬鹿らしい。
でも周囲に他にカフェがないので、仕方がないですね。
