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ツブヤキニッキ

シマトネリコとセイタカアワダチソウ

先日、母の面会に行った帰りに撮影した花(写真)が、何だか分からないと書きましたが、その後いろいろ調べてみた結果、「シマトネリコ」ではないかなと。

シマトネリコ
キンモクセイと同じモクセイ科のシマトネリコは、5月から6月にかけて香りのある小さな花を咲かせます。 雄木と雌木があり、花を咲かせるのは雌木です。 シマトネリコは花を咲かせたあとの夏の終盤に、鞘のような実を付けます。

季節外れの金木犀の花を目にしていたので、金木犀より白いから銀木犀か?とも思いましたが、花のつき方が違うようだし・・・。

結局、シマトネリコ金木犀と同じくモクセイ科とのことなので、当たらずとも遠からじだったかなと。

この先、夏の終盤に鞘のような実が付いていたら、シマトネリコで間違いないでしょう。

ところで、少し前まで川の土手や空き地などいたる所にセイタカアワダチソウが蔓延っていたのですが、最近は見かけないなと思っていました。一時は河原のススキがセイタカアワダチソウに取って代わられていたくらいだったのに。

そういえば、セイタカアワダチソウの形をした真っ黒に枯れた物体がそこここにありましたから、町が除草剤で駆除しているのかもしれません。そのおかげで、近年河原のススキが戻って来たのですね。

セイタカアワダチソウ外来生物法により要注意外来生物に指定されているほか、日本生態学会によって日本の侵略的外来種ワースト100にも選ばれています。

アキノキリンソウ外来種で、別名アワダチソウと言うので混同しがちなのですが、こちらはセイタカアワダチソウほど凶悪ではありません。

ちなみに、春によく見るオレンジ色の小さいポピーのようなナガミヒナゲシも危険外来種で、繁殖力も凄まじいので、これも駆除対象です。

しかしこのところ全く見かけなくなったので、セイタカアワダチソウ同様、駆除されたのかもしれません。何より、ナガミヒナゲシには毒がありますから、素手で触ってはいけません。くれぐれも可愛い見た目に騙されませんように。

故郷の町は、都市部と違い田畑が多いですから、こういう植物は駆除しないと農作物に被害が出てしまうのでしょうね。大変な作業です。