す も も の 缶 詰

ツブヤキニッキ

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ボーヴ,エマニュエル
1898年に、パリの貧しい移民の家庭に生まれる。コレットに見いだされ、1924年に『ぼくのともだち』でデビュー。この作品と『La Coalition(同盟)』の二作により、1928年にはフィギエール賞を受賞した。ユーモアとペーソスを交えて描いた、都会で孤立する不器用な人物像が、多くの読者の共感を呼び、一躍人気作家となる。1945年病没。いかなるイデオロギーとも無縁なその作品は、戦後、アンガージュマン(政治・社会参加)文学の隆盛の陰に隠れ、次第に忘れられていったが、1970年代後半に輝かしい復権を果たした。今日では複数の言語に翻訳され、世界中で広く読まれている。