『闘争領域の拡大』/ミシェル・ウエルベック (著), Michel Houellebecq (原著), 中村 佳子 (翻訳)
- 価格: ¥1,890 (税込)
- 単行本: 182 p ; サイズ(cm): 19 x 13
- 出版社: 角川書店 ; ASN:4047914878 ; (2004/11)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ミシェル・ウエルベック
1958年フランス海外県レユニオン島生まれ。国立高等農業学校卒業。20歳の頃より詩作活動を始め、91年にH・P・ラヴクラフトの評論と初の詩集『Rester vivant(生きて在りつづけること)』を発表。続く詩集『La Poursuite du bonheur(幸せの追求)』がトリスタン・ツァラ賞を受賞する。94年に小説第一作となる『闘争領域の拡大』で、その特異な才能と世界観が注目を浴び、カルト的な人気を博す。98年に発表した初の長編『素粒子』はフランス文壇を揺るがせる事件といわれ、30ヶ国で翻訳された。その後写文集『Lanzarote(ランサローテ)』を経て2001年に『プラットフォーム』を発表。期せずして現実の事件と重なったことで、裁判沙汰になるほどの驚異的な論争を巻き起こした。現在フランスで、そのすべての言語活動が注目されている作家。