す も も の 缶 詰

ツブヤキニッキ

「図書館の興亡」

『図書館の興亡―古代アレクサンドリアから現代まで』/マシュー バトルズ (著), Matthew Battles (原著), 白須 英子 (翻訳)

  • 価格: ¥2,625 (税込)
  • 単行本: 302 p ; サイズ(cm): 19 x 13
  • 出版社: 草思社 ; ASIN:4794213530 ; (2004/10)

朝日新聞書評
「図書館は生きもの」という著者は米ハーバード大の元図書館司書。炎上した古代のアレクサンドリア図書館から中世の大学図書館ユダヤ世界の書物の墓場「ゲニーザ」、イスラム世界の「知恵の館」、世界最大の米国議会図書館まで、図書館と人間の知的営為にまつわる様々な歴史的エピソードを紹介。同時にデジタル時代の図書館の危機を指摘し、それは「文字文化の危機」「世界の喪失」だという。「図書館とは何か」を再考させる興味深い一冊。