
先日、NHKの大河ドラマ「光る君へ」が終わったタイミングで、角田光代による新訳『源氏物語』(全3巻)を購入。これは、全8巻の文庫版もありますが、あえて上・中・下の単行本を。
単行本は1冊が700ページほどあるので、てっきり上下巻かと思ったら、中もありました。届いてから開きもせずに、デスクに積み上がっています。分厚い本が積んである光景は、何とも言えない満足感があります。
ところで、大河ドラマ「光る君へ」が好きだったのかというとそういうわけでもなく、ただ続けて観ていたので、一応お話がどうなるかの興味はあったという程度。そもそも古文も漢文も苦手ですし。
とはいえ、貴族が競って読んでいた『源氏物語』とは一体どのような話なのか、紫式部が描いたのはどのような世界なのか、それがなんとなく気になり始めたのも事実。
それが何故、いきなり大部の書を買うに至ったかというと、実はマンションの図書室に角田光代訳のこの本があり、読もうかなと思ったものの持ち出し禁止。そうなると、どうしても読みたくなって来ます。かといって、毎日図書室に通える状況でもないので、思い切って買ったというわけです。
以前、毎日図書室に行って読んでいた本があるのですが、ある日ルールを破って持ち出した人がいて、最後まで読めなくて悔しい思いをしたのです。ましてや今回は上・中・下とあるし、途中で読めなくなるのは嫌なので、はなから購入してしまいました。途中で、自分の非ではなく、人のせいで中断を余儀なくされるのは一番嫌ですからね。
というわけで、私の部屋の机の上に上・中・下の分厚い本が積み上がったというわけです。本来とはまた違った意味で「眺めのいい部屋」だなと。
そういえば、母も瀬戸内寂聴訳の『源氏物語』を全巻揃えていました。実家を壊す時には興味もなかったので、引き取る気は全く起きなかったのですが、結局自分も買う羽目になりました。どこかに、「何歳頃に『源氏物語』を買う」という共通するDNAがあるんでしょうね。
母はたぶん、揃えただけで読んでいないと思いますが、私は必ず読むように、心したいと思います。2025年の読書始めは、『源氏物語』にしようかな。