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ツブヤキニッキ

マキャモン『少年時代』再刊

ロバート・R・マキャモンの『少年時代』文庫版が、文藝春秋からソニー・マガジンズに移り、表紙も新しくなって再刊された。


『少年時代 (上)』 ヴィレッジブックス/ロバート・マキャモン (著), 二宮 磬

出版社 / 著者からの内容紹介
誰もが心ふるわせた不朽の名作がふたたび!きらめく少年時代が今、鮮やかによみがえる。12歳、なにもかもがきらめいて見えていたあのころ・・・。アメリカ南部の田舎町で暮らす空想好きの少年コーリーはある朝、父とともに不可思議な殺人事件を目撃してしまう。そこからコーリーの冒険に満ちた一年間が始まった! 底なしの湖に車と共に沈んだ無惨な死体は誰なのか? 悪夢にうなされる父はしだいにやつれてゆき、コーリーは現場に残された緑の羽根を手かがりに、謎解きをはじめる。その過程で友や愛犬と体験する忘れ得ぬ体験の数々・・・。誰もが子どものころに持っていながらも、大人になって忘れてしまった魔法を信じる心をよみがえらせ、世界中の読書好きを夢中にさせた珠玉の名作!


『少年時代 (下)』 ヴィレッジブックス/ロバート・マキャモン (著), 二宮 磬

出版社 / 著者からの内容紹介
大人になっても忘れられない夏休みがある!淡い初恋、ガキ大将との決闘、初めてのキャンプ・・・。コーリー少年の毎日はさまざまな出来事に彩られ、あっという間に過ぎていった。しかし、殺人事件の謎は未だにコーリー一家の生活に影を落としつづけている。魂を持つ自転車に助けられながら幾多の危機を乗り越えて、真の勇気とはなにかを知り、愛するものを失う悲しみを知ったコーリー。魔法に満ち、すべてが輝いて見てた日々に別れを告げ、大人への階段をのぼりはじめた彼は、ついに殺人犯の正体を突き止めたかに思えたが、意外にもその人物は・・・。過ぎ去った12歳を懐かしむすべての人に捧げる、青春小説の大傑作。解説:池上冬樹