す も も の 缶 詰

ツブヤキニッキ

ブルー・ワールド

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ロバート・R. マキャモン
1994-09


§…読書中…§

いろいろ片付けて、ようやく再読にこぎつけた待望のマキャモン。短編集だが、大好きなマキャモン作品の中でも個人的に1、2を争う本。基本的には長編の方が好きだけれども、本のタイトルにもなっている「ブルー・ワールド」は最高!短編集と言いながら、堂々文庫1冊分の分量がある作品。構成も文章も巧みでホッとする。キング、クーンツと共にホラー御三家と言われているが、個人的には文章はマキャモンが一番巧いと思うし、内容もしかり。ホラーで感動するなど、マキャモン以外にいないのではないか?

内容(「BOOK」データベースより)
妻と寝たはずなのに目覚めると隣に骸骨が横たわっているのを発見した男。往年の怪奇俳優の化粧箱に隠されていた秘密。新興別荘地のハロウィーンの命がけの仮装ごっこ。内も外も真っ赤な家に住む不思義な一家。ポルノ・スターに魅入られた若き神父。乗る人を待つばかりのスポーツカーのように軽快なストーリーテリングが絶妙。