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ツブヤキニッキ

ハリポタツアー

6/16、豊島園あとに出来た《ワーナーブラザーススタジオツアー東京 The Making of Harry Potter》のグランドオープンに行って来ました。名前が長くて大変なので、以降はハリポタツアーとします。

お天気が良くてよかったと思いましたが、とにかく暑くて行くまでにもうグロッキーな感じ。駅は西武池袋線豊島園駅ですが、家からは大江戸線で行く方が楽。とはいえ、西武線のハリポタイズされたホームや電車を見たいと思い、行きは西武池袋線で、帰りは大江戸線にしました。

池袋駅豊島園駅も、確かにハリポタイズされていましたが、電車はハリポタラッピングされたものではなかったので残念。

ちなみに豊島園駅のホームにある汽車は、ホグワーツ特急ではなく豊島園にあった汽車だそうで、ハリポタには全然関係ありません。(〃▽〃)

さて、いざハリポタの世界へ。建物の入口の天井にはドラゴン(ハンガリーホーンテイル?)が翼を広げてお客様をお出迎え。ファンタジー感満載です。ツアーは時間別の予約になっており、予約したツアーは15:30の最後の回でしたが、14時頃着いてカフェでお茶したり、ショップでグッズを見たり。

最後の回は、ツアーが終わってからカフェに行こうと思ってもラストオーダーが終わってしまうことがあるので、先に行った方が安心です。

カフェは全部で4ヶ所で、ツアーの途中にもありますが、カフェごとにそれぞれハリポタのモチーフを表しているので、ポッタリアンなら全部行きたいところですが、全部行きたい人は時間に気をつけて下さい。それも含めてゆっくり堪能したい方は、最初の回を予約した方がいいかも。

さあ、いよいよツアーの開始。最初にスタッフやハリーの声優さんの映像による説明がしばらくあるのですが、これっている?というのが正直な印象で、せっかくドラゴンで盛り上がったファンタジー感が一気に醒めるし、人が密集しているのに…とちょっとイライラ。ノーマスクも多いし。

次の部屋で映画館のような椅子に座らされ、現在のハリー、ロン、ハーマイオニーの映像による説明もあるので、やっぱり最初のはいらないよねと。

その後ホグワーツの大広間に通じる扉をくぐり、やっとツアー開始。全部で約4時間。最初のイライラはともかく、中身は思っていたより盛り沢山でした。

今さらですが、スタジオツアーなので遊園地ではありませんから、乗り物などはありません。クィディッチの観戦やホウキに乗るなどの体験もできますが、どれも結構並んでいるのでやめました。

唯一、湖の岸でシリウスがディメンターに魂を吸われている所をハリーが助けるという場面で、杖を振ってパトローナスを呼び出すという体験をしました。我こそは強い魔力を持っていると思う方にお願いしますというので躊躇なく手を挙げ、

『エクスペクトパトローナム!』

と叫び、無事にシリウスを救いました(笑)

ちなみに別の所で判明したのですが、私のパトローナスは狼でした。

大広間、動く階段、談話室、生徒達の部屋、教室、図書館、魔法省、禁じられた森、プリベット通り4番地のダーズリーの家とハリーの部屋、ロンの車、ナイトバス、ホグワーツに通じる廊下、ダンブルドアの部屋、ハグリッドの小屋、ダイアゴン横丁・・・etc

とにかく盛り沢山で、さらに小物の展示もあり、細かい所までこだわって作られていたのだなと分かり、感心しました。特に本の装丁は一冊一冊が素晴らしかったです。

ツアーの半分くらいの所にバタービールバーがあり、やっと念願が叶いました。物語を知っている人には周知の事実ですが、バタービールはビールと言ってもお酒ではありません。作り方も分からない架空の飲み物ですが、それだけにどんな味に作ってあるのか本当に興味津々で、とにかく楽しみでした。

念願叶ったバタービールは、キャラメル味のソーダという感じ。でも、いかんせん甘過ぎました。バターだから甘さの中に塩気も感じるのですが、それが余計に甘さを引き立て…甘いものが甘い分には別に文句はない私ですが、それにしても甘過ぎ。正直、自分で作ってみたバタービールの方がはるかに美味しいと思いました。

このバタービール、グラスはお持ち帰りできるのです。それは嬉しかったのですが、持ち帰る為には飲み干さないといけないので、甘過ぎ!と悲鳴を上げながらも、無理矢理最後まで飲み干しました。

ツアーの最後の方に、これも楽しみにしていたキングス・クロス駅の9と3/4番線とホグワーツ特急が。列車の中に入れるようになっているのですが、ここも結構な人だったので、中を覗くだけで諦めました。

そして、最後の最後にホグワーツ城。もちろんミニチュアですが、全体像がわかる壮大なミニチュアでした。改めて物語の雄大さ、映画の壮大さと緻密さに感動した次第です。

私はそもそも小説のファンで、映画も面白かったけれど、本のイメージにそぐわない部分は拒否したりしていましたが、この映画に関わったアーティストのセンスは凄いなあと思わざるを得ません。それだけ原作が素晴らしいのだと思います。

個人的には、ブルームズベリー社から出版されたアメリカ版のイラストを描いたメアリー・グランプレの絵が、ハリー・ポッターの物語のイメージを決めたと言っても過言ではありません。

ところでハリポタと言えば、魔法使いのローブ。ここでもローブを着た魔法使いがいっぱい。写真を撮るのに他の人は邪魔に感じるものですが、ローブ姿の魔法使いが多いので、むしろホグワーツっぽいと思えるような光景でした。

さらには、他では見れない気合いの入ったコスプレイヤーも沢山いて、それもまた面白かったです。ダンブルドア校長をはじめ、スネイプ先生、マクゴナガル先生、ハーマイオニー、ルシウス・マルフォイ、ベラトリックス・レストレンジ、屋敷しもべ妖精のドビーまで!

皆それぞれそっくりで感心しましたが、中でも『ファンタスティック・ビースト』のニュート・スキャマンダーに至っては、あんまりそっくりなので、一緒に写真を撮って下さいという人が後を絶たず、びっくりしました。

1作目の映画の時も皆コスプレをしていましたが、皆ハリーかドラコのコスプレでした。それでも凄いなと思っていましたが、今回は全然レベルが違いました。

でも、無理なくハリポタのコスプレが溶け込む場所ができて良かったねぇと心から思います。これからも励んで欲しいです。

最後に、チケットをプレゼントしてくれた主人に、改めてお礼を言いたいと思います。

𝕋𝕙𝕒𝕟𝕜 𝕪𝕠𝕦 (*´˘`*)♡‪  ̖́-

※写真は150枚くらい撮って、どれを載せたらいいか分からないくらいなので、適当に載せます。