今日は夏至。北半球において、一年で一番昼間が長い日ですが、日本では梅雨の時期なので天気が悪く日照時間が少ないため、なかなか実感が伴いませんね。
しかし欧米の物語などを読むと、夏至というのは何か特別な日という印象があります。北に行けば行くほど、最も日が長い夏至は、少ない太陽の光への憧れがあるのだろうかと。
『ムーミン』の夏至祭りや『指輪物語』の夏至の結婚式をはじめ、レイ・ブラッドベリやロバート・マキャモンなどなどの、特にファンタジー系の物語には夏至のシチュエーションがよく出て来ます。
ピラミッドやストーンヘンジなどの古代の遺跡でも、夏至は重要な日とされていますね。
そんなこんなの事例があるにも関わらず、これこれこういうわけで夏至は特別なんだよと言えないのが情けないのですが、太陽のパワーが一番多い日だという個人的な見解のもと、夏至と聞くと、なぜだか分からないけれども少々興奮気味に、「今日は特別な日なのだ」と思わずにはいれない私なのです。