◆《医療費が経済成長への投資となる ~「社会保障=コスト」という大きな誤解~》
https://note.com/savemedsavelives/n/n3743956217d2
常々、私達が安心して生活できるのは医療体制の充実により成り立つと考え、それを折に触れて書いても来たが、それが間違いではなかったと思える記事を読んだ。
事あるごとに経済、経済と言うが、その経済も人々が安心した暮らしができなければ回らない。増税しておきながら、病床の削減をしたり、高齢者の診療費を倍にするなど、社会保障には程遠い政策のこの国では、安心した暮らしはできない。
経済を動かすのは人だ。経済が大切なら、まずは人々が安心して暮らせる社会を作るべき。何はともあれ命を救う医療を充実させるべきだ。それが国の基本ではないのか。コロナ禍でそれがよく分かった。それなしに経済の成長はないと思う。
そういった意味で、人や社会保障を大事にしないこの国はダメだと気付いてしまったから、この先ずっと不安を抱えたまま生きるのだろうと思う。例えコロナが終息したとしても、国が失った信頼は、そう簡単には戻らない。
自分の国を信頼できないというのは不幸な事だ。普通に生活できるならいい。しかし、困った時やいざという時に、自助を強要し、公助のない国に生きているのは不安しかないからだ。
今だけ、金だけ、自分だけという国の姿勢が、国民にも反映している今、自分の事しか考えない身勝手な人が増えているのも憂慮すべき事柄ではないか。
※写真はベランダに舞い込んだ落ち葉