昨日ドラッグストアと100円ショップに行ったら、買おうと思って行ったわけではないけれど、確かに噂通りトイレットペーパーもティッシュペーパーもなかった。
今日、2軒のスーパーに行ったら、紙類もなかったけれど食品も品薄で、空の棚が目立ちました。店自体もかなりの混雑。
これはマスクやトイレットペーパーの買い占めとは違い、皆がこの週末は自粛をして家にいる為、食事も外食はしないということなんだろうなと。また学校が休校になると、毎日子供の食事を用意しなくてはならないわけだし。
家でご飯を食べるって当たり前の事と思うけれど、こうしてみると当たり前じゃないんだなと思う。普段は結構外食の比率が多くなっているんでしょうね。これは裏返せば、飲食店にはかなりの打撃でしょう。
ウィルスの感染拡大で、飲食店だけではなく様々な職種で打撃を受けていると思うけれど、政府があてにならない以上、自分で自分を守るしかないわけで、経済は回らないと困るが、感染のリスクは極力避けたいとも思い、ジレンマに陥る。
とはいえ、個人的には自分の為ではなく、高齢の母達に感染させないように気をつけるというのが優先。そのためには何がなんでも自分が感染するわけにはいかないのが現実。
スポーツにせよステージにせよ、無観客という感覚が今いちピンとこなかったけれど、テレビでプロ野球のオープン戦の無観客試合を観て、なるほどねーと思った。やはり異常さは否定できないけれど、観客なしでも試合をしてくれるのは、ファンにとっては有難いことなのかな。
何はともあれ、一番心配なのは速やかに検査が出来ないということ。特に高齢者がいると、万が一感染した場合に自分は軽症で済んでも、年寄りの致死率は高いから、すぐに検査できないと危険。コロナでなくても、肺炎になるまで待っていたら死亡する確率は高い。
というわけで、検査がもっと速やかにできるようになれば、国民はもう少し落ち着くのではないかなと思う。日本ではどういう事情でか知らないが検査数が少なすぎて、正確な感染数も分からないし、電車に乗ったりしたら今やもう、周りの人が実は隠れ感染者じゃないかと疑心暗鬼になってしまって怖い。
マスクも政府が週に1億枚作ると言っていたのに、いまだに買えない。こういう状態では、パニックになっても仕方ないような気がする。デマを信じる人はおかしいなどと単純には言えない。
私はマスクもトイレットペーパーも買い占めたり買い溜めしたりしてはいないが、守らなければならない人や物があったら、デマだって信じてしまう気持ちは分かる。
何も疑わずに頭から信じるのもどうかと思うが、問題は、そういう状況にしてしまった政府の対応だと思う。結局、結論はこれ。