今年は梅雨が長引き、夏も雨が多く、日照時間も少なくてジメジメと蒸し暑いという長期天気予報。
暑さと湿気に弱い私には耐え難い季節ですが、【今夜の天気予報は読書指数100%】などと考えれば、湿度100%かあ~!と嘆くより、発想の転換で逆になかなかいい季節だと思えて来るかも。
おかげで「寒い冬には熱いココアを飲みながら、暖かい部屋でぬくぬくと読書」みたいなイメージは180度変わりました。
「猛暑は災害」と気象庁も言っているくらいだから、気温や湿度の低い冬はむしろ活発に活動し、「蒸し暑い夏こそ、冷たいビールを飲みながらクーラーの効いた部屋で読書」というのが、タイ並みに蒸し暑くなっている日本の夏の正しい過ごし方になるかもしれません。
そうなると、今年の《Summer Reading》にはどんな本を読もうかと俄然楽しみになって来ます。
長い長い蒸し暑さを逆手に取って、長い長い物語を読むのもいいし、いかにも明るい夏の雰囲気がする外国の写真やイラストの装丁の本を揃えて、それを眺めて蒸し暑さを忘れるとか。そのために本を選ぶだけでも楽しい。
今後は、猛暑で湿度の高い日を【読書指数100%】と言い換えましょう。さて、どんな本を読みますか?
※写真はPenguin Random House社から