弘前城の天守閣周辺を見るのに昼間にこだわったのは、この景色を見るためでした。雪化粧をした岩木山、津軽富士。
昨年訪れたのは夏の終わりだったので、当然雪はありませんでしたが、今回は予想していたとはいえ、雪を頂いた岩木山は想像以上に雄大で、思わず拝みたくなるような神々しい姿でした。
新青森からの電車の中からも見えたし、泊まったホテルの窓からも見えていましたが、余計な物が見えない弘前城からの眺めが一番だと思います。
桜もさることながら、この津軽富士を見れたことは、大きな癒しとなりました。普段、山に魅力を感じることは滅多にないのですが、この山だけは別格。何か心の奥底を揺さぶられるものを感じます。地元の人々が神と崇めるのもよく分かる気がします。