§…読書中…§
<竜槍戦争>前、騎士スタームは“ランスの仲間”と初めて冒険の旅に出る。ヘイブンへ向かう山中で吹雪に見舞われ、一行はやっと粗末な山小屋に辿り着く。近くの森へ焚き木拾いに出かけたタニスとスタームは、山小屋への帰路、道に迷い狼の群れに襲われる。よだれの滴る牙が、タニスの背中に突き刺さる!鎖骨から胸まで引っ掻かれて、スタームも重傷を負う。凍死寸前の意識の中で、タニスの耳にタッスルの魔法の笛がかすかに聴こえた・・・。旋律を見つけた者は、一度だけその笛が使えるという魔法の笛をめぐる“ランスの仲間”の若い頃の冒険譚を抒情豊かに描く「タッスルの魔法の笛」他6篇、ドワーフやケンダーなど小人種族の活躍をテーマにした短篇集アンソロジー。ドラゴンランス外伝第2弾。