“マリエクレール”というティッシュペーパーを購入。「ちょっと!“マリー・クレール”の間違いでしょ!」と思われたあなた!間違いじゃないんです。商品にもカタカナでしっかり“マリエクレール”と書いてあるのです。何となく密かに目立たない程度にではありますが。
私も“マリエクレールのティッシュペーパー”と書いてあるスーパーのポップを見た時に、間違いでしょ?と思いましたが、箱をよくよく見ると、<Marie>が<Mariee>になってます。"e"が一つ多い。あらま!
CHANEL(シャネル)をCHANNEL(チャンネル)、Dunhill(ダンヒル)をDonhill(ドンヒル)、adidass(アディダス)をajidess(アジデス・3本骨の鯵のマーク)とか言って、有名ブランドのネームバリューにあやかるタイプの商品でしょうか。そういうのって偽物になるのかな?ジョークとしては嫌いじゃないんだけど。むしろ好き。
昔ペコちゃんと呼ばれていた頃には、Paco Rabanne(パコ・ラバンヌ)をもじってPeco Rabanne(ペコ・ラバンヌ)とフルネームで名乗ったりしたし、nicole(ニコル)をnecole(ネコル)に変えてブランドを作ったりなんて遊びもしていました。
以前、韓国に行った時、エルメスのデザインのバッグをルイ・ヴィトンのエピの革で作ってあって、しかも「これはルイ・ヴィトンだ」と言って堂々と出しているのだけれど、隣では同じデザインのバッグが「エルメス」として売っているとか、ゴロワーズの金のラインいりスニーカーが金銀のライン入りになっており、なおかつ金銀だからこちらのほうがいいのだと言っているなどという事態に遭遇し、驚いたというかもう笑うしかない状況でした。
上記のようなことは笑って済まされることではないけれども、パロディというか、皆がよく知っている物の名前を一部変えて似たような名前にするとか、例えば『百年の孤独』に対する『百年の誤読』などという小説のタイトルでの遊びは結構好きなのです。名前のパロディはハリー・ポッターなどでも使われていたし、小説のタイトルは推理作家のジル・チャーチルがよくやっています。
e.x.
『ゴミと罰』⇒『罪と罰』のパロディ(中身は全然違います)
『エンドウと平和』⇒『戦争と平和』のパロディ
こういうのは翻訳者泣かせなんでしょうね。英語のタイトルのパロディをいかに日本語訳のタイトルに合わせて同様に表すか・・・。難しいけど、これで悩むのも楽しそうではあります。