す も も の 缶 詰

ツブヤキニッキ

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

クリュス,ジェイムス
1926‐1997。第二次世界大戦の敗戦国ドイツの荒廃した大地を前に、クリュスは若者たちを戦場に駆り立てる不幸を繰り返してはならないと痛感した。そのためには、子どもたちに自分の頭で考えることを教え、寛容と共生の精神を育む必要があると判断し、児童文学の世界に跳び込んだ。1950年ケストナーに才能を見出され『動物会議』のラジオドラマ化に成功。ラジオ、テレビ等で活躍する一方、1956年に処女作『ロブスター岩礁の燈台』を発表、世代を越えて支持を受ける。以後毎年新作を発表し続け、1960年ドイツ児童文学賞、1962年国際アンデルセン優良賞、1964年ドイツ児童文学絵本賞、1968年に『笑いを売った少年』を含むそれ以前の全作品に対して国際アンデルセン大賞が与えられた。現在ドイツではE.ケストナー、M.エンデとともに3大児童文学作家と遇されている。