す も も の 缶 詰

ツブヤキニッキ

朝日新聞より

84年からニューヨークに住む著者は、世界から独善性を批判されるアメリカだが、戦争に反対する人間も多く、その声を日本に届けたいと、作家たち20人にインタビューした。イラク侵攻ではマスメディアや議会が間違った判断をしたと自ら苦しむ姿がある。また、たっぷりと聞いているので、彼らが、「文明の衝突」などといった見方は単純な物差しであり、アメリカは複雑で広い社会なのだと、奥行きのある考え方をしているのがよくわかる。