す も も の 缶 詰

ツブヤキニッキ

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ウラジーミル・ナボコフ
1899.4.23‐1977.7.2。ロシアのサンクト・ペテルブルクの名門貴族の家に生まれる。父親はロシア帝国議会議員で、立憲民主党創立者の一人。1917年、ロシア革命勃発によりヤルタへ避難、19年、家族とともにドイツに亡命。イギリスのケンブリッジ大学トリニティ・コレッジを卒業後、23年からベルリンに住み、シーリンの筆名でロシア語による創作活動を開始する。40年、アメリカに渡って市民権を獲得し、ウエルズリー大学やコーネル大学で文学を教える傍ら、英語での執筆活動に取り組む。55年、パリで出版された『ロリータ』が、58年全米でベストセラーになる


エドマンド・ウィルソン
1895.5.8‐1972.6.12。米国のニュージャージー州レッド・バンクに生まれる。父親は高名な弁護士。1916年、プリンストン大学を卒業、「ヴァニティー・フェア」「ニュー・リパブリック」などの編集に携わる傍ら、「ニューヨーカー」の書評を担当する。31年、20世紀文学における象徴主義様式の重要性を説いた『アクセルの城』で文芸批評家として名声を確立。以後、西欧における社会主義思潮の流れを論じた『フィンランド駅へ』、アメリ南北戦争文学研究『愛国の血潮』など広範な批評活動を行い、最後の“A Man of Letters”と呼ばれた


中村 紘一
1942年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。京都大学大学院文学研究科教授(アメリカ文学)


若島 正
1952年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。京都大学大学院文学研究科教授(英米文学)