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ツブヤキニッキ

「死より蒼く」

『死より蒼く』/フィオナ・マウンテン (著), 竹内 さなみ

出版社 / 著者からの内容紹介
ある日突然、美少女が姿を消した・・・。失踪の原因は、19世紀半ばに一大センセーションを起こした芸術集団「ラファエル前派」と密接な関係があった!


モデルの若い女性ベサニーが突然、姿を消す。古びた日記と遺言のようなメモを残したまま。家系をたどって出生の秘密や謎を明らかにする“家族史探偵”のナターシャがベサニーの捜索を開始。すると、19世紀半ばにセンセーションを巻き起こした芸術家集団が浮かび上がる。伝統と前衛が交錯する長編ミステリー。


歴史の重みを感じさせるコッツウォルド地方に住む、これまた「系図学者」という妙にカビ臭い職業を生業とする女性ナターシャが、ネットや最先端の遺伝学をも駆使して、過去と現在が交錯する秘密・・・そしてそれにまつわる犯罪・・・を暴いていく!<「訳者あとがき」より>