19世紀初頭から20世紀半ば過ぎまでの、世界と日本の児童文学を精緻に通観する名著の完全復刻版!
■『世界児童文学ノート全1冊』
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【著者】安藤 美紀夫【発行】てらいんく【判型】B5判【頁数】485P【発送時期】10月中旬【定価】3,400円(税込)
第一部 十九世紀的世界
- 民話の世界
- 創作メルヘンの開花
- 教育読み物の系譜の完成
- あくたれの登場
- 冒険小説のひろがり
- 新しい空想物語の誕生
第二部 新しい世界の空想世界
- 日常生活の中のふしぎ
- 自然を舞台に
- 時間と歴史をめぐって
- 現実を見つめながら
- 戦後日本の空想世界
第三部 新しい現実の世界と幼年の世界
- 子どもと大人
- 1930年代の作品と子どもたち
- 同時代の日本児童文学と子ども――田舎からの発想
- ケストナー的世界
- 子どもと未来
- 幼い子どもの世界
【著者略歴】1930年、京都市生まれ。作品に、「白いりす」「ボイヤウンベ物語」「でんでんむしの競馬」など。イタリア児童文学研究の第一人者でもあり、カルヴィーノ「マルコヴァルドさんの四季」など訳書も多数ある。
■『安藤美紀夫』 復刊特集ページ
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