す も も の 缶 詰

ツブヤキニッキ

2004-05-09から1日間の記事一覧

オールトの雲

太陽から数兆キロ離れたところに、球状に卵の殻のように分布する天体群。天文学者のオールト(オランダ)が半世紀前に提唱した。太陽系内の小天体が木星などの重力ではじき飛ばされ、しかし太陽の引力が及ぶ限界内にとどまったものの集まりとみられる。周期…

惑星発見の歴史

太陽系の地球以外の8惑星のうち、水、金、火、木、土の5惑星は明るく、古くから知られていた。残る3惑星のうち最初に発見されたのは天王星。1781年にハーシェル(英)が、望遠鏡を使うと大きく見えることから惑星だと気づいた(太陽以外の恒星は、遠すぎ…

地球の「半分」なら

冥王星すら“格下げ”されかねない中で、まして第10惑星は幻なのか。 向井さんは、「冥王星より大きなEKBOが、数年以内にも見つかるのではないか」と見る。 国立天文台のすばる望遠鏡(ハワイ)も7月、これまでEKBOがほとんど見つかっていない領域を捜索する。…

冥王星の地位ぐらり

「惑星以下」の大きな天体の発見が相次いでいる状況は、惑星・冥王星の地位を揺るがせている。 冥王星は、月(直径約3500キロ)より小さく、太陽系の他の惑星たちの軌道から大きく傾いた楕円軌道を回る奇妙な星だ。最近は②の一つとみられている。 向井さんは…

探せ!第10惑星

私たちの太陽系には、水星から冥王星まで九つの惑星が知られている。だが最近、冥王星の軌道の近くで新たな天体が次々と発見され、冥王星より大きい天体が見つかるのは「時間の問題」ともいわれる。第10惑星は、存在するのだろうか? 冥王星の周辺で最初に天…