す も も の 缶 詰

ツブヤキニッキ

秋服送る

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施設にいる母に秋物の服を送った。


昼間はまだまだ暑いけれど、東京でも朝晩は涼しくなって来たし、田舎はもっと気温差が大きいので、早めに送った。


四季と言っても、今日から秋ですとかはっきりしているわけではないのだから、春物、秋物はずっと置いといて貰えればいいのだけれど、次の季節になると全部返される。だから春夏秋冬と毎回送らねばならない。


秋物などたぶん着ても1ヶ月だ。田舎は寒くなるのが早いから、1ヶ月後にはもう冬物を送る算段。でも、夏服では寒い、冬服では暑いという季節だから、やっぱりないと困るだろうし、足りないのも可哀想だと思い、毎回フルセット送る。春夏も同様。


というわけで、春・秋物を送る時は常に虚しい気持ちになるのだけれど、何はともあれ、いつも母が快適に過ごせることだけを考えて、粛々と準備をしている。


しかし母には私という娘がいたから、こうして季節ごとにサイズや着心地にこだわって、一枚一枚全部名前を付けて送ることができるが、私には子供がいない。自分の時になったら誰がしてくれるのだろう?


例えば、私は主人のサイズも好みも知っているが、主人は私のサイズも好みも知らないだろう。そんな事が心配になって来た今日この頃。