このところ日照時間が少なく(7月はほとんどない)陰鬱な天気で副鼻腔炎になり、湿度が高いと自律神経が狂って出てくる咳と相まって、毎日体調が悪い。朝起きた時が一番辛いので、毎朝コロナに感染したんじゃないかと思って熱をはかる日々。
今日もコロナではありませんでした。たぶん。
平熱は人によって違うし、37.5度という基準は意味がないというので、熱だけで判断できないなと思うと、コロナじゃないと言いきれないのではないかと悶々とする毎日だ。
毎晩楽しみにしている、時代劇を観ながらの寝酒。日本酒はさすがに糖質が気になるので、最近はもっぱらレモンサワーなんだけど、昨日、一昨日は気持ちが悪くなって飲めなかった。何も楽しい事のない毎日で、唯一の楽しみだというのに。
お酒は特に好きではないが、今でも弟の死を告げる警察からの電話が一言一句頭の中に蘇るので、そのために眠れないから始めた寝酒。飲まずに寝たらやっぱり眠れない。その時のショックは1ミリも薄れていない。お酒で眠れても、その時のことを夢でも見るから、結果熟睡はしていない。
そうは言っても身体には気をつけていますよ。今までにないくらい。「身体に気をつけて」と言われたら、これ以上どうしろと言うんだ?と思うくらい。それでもどんどん体調が悪くなって行く。人間いつどうなるか分からないから、今や死は非常に身近に感じている。
このコロナ禍の状況で、年老いた両親や祖父母に会いに行けない人はどれだけいるだろう。また、そういう人達がいることを考えられる人がどれだけいるだろう。
私も施設にいる母にいつ会えるようになるのか分からないけど、その時のために体調は万全にしておきたいとは思っている。許可が出たらすぐに会いに行けるように。
とはいうものの、6月中旬には面会許可が出たのに、東京がまた感染拡大して来たので、自発的に遠慮をしている。今行くのは怖すぎる。一時はゼロになった地方でも、また徐々に増えて来たので、再び面会禁止になるかもしれない。
自分がどんなに気をつけていても、どうにもならない虚しさ。GoToとかやっちゃう政府には怒りしかない。明日もまた熱を計って、「今日もコロナじゃなかった」と確認しながら、全国の感染者がゼロになることを祈りながら過ごす。
以前にも書いたけれど、withコロナじゃダメなんだ。撲滅しなきゃダメなんだ。