ここ数日、パソコンとプリンターとの格闘で、ごはんの事など考える余裕もなく、今日の夕食は近くの立ち食い蕎麦。十割やぶ蕎麦、なかなか美味しかったです。しかし、焼酎の蕎麦茶割りは余計でした。
芦川淳一さんの『包丁浪人』を思い出し、昔、江戸では生醤油で食べたりしていたんですよね?と訊いたら、昔は昆布や鰹節など、いい物は全部京都に行っちゃったので、美味しい出汁がとれなかったからだと教えてくれました。なるほど。藪と更科の違いも教わったし、大変勉強になった立ち食い蕎麦屋さんでした。
ちなみに、血圧を下げるルチンなどの栄養素は豊富なのですが、意外に糖質が多い蕎麦。実の中身だけを使う更科よりも、皮まで全部使ういわゆる全粒粉の藪の方が栄養、食物繊維共に豊富なので、ダイエットや健康の為にはオススメだそうです。