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ツブヤキニッキ

マット・ヘイグ 『英国の最後の家族』

『英国の最後の家族』/マット・ヘイグ (著), 天野 隆司 (翻訳)

内容紹介(朝日新聞より)
矯正不能な獰猛犬の刻印を押されたラブラドール犬プリンスを待っていたのは安楽死の運命だった。動物病院で主人のアダムはいう。「ごめんよ、みんなおれが悪かった」。だが、なぜプリンスが自分の友人に深手を負わせたか、本当のわけを彼は知らない。アダム夫妻と子供たち、飼い主一家の動向を凝視する忠実な犬の目を通して、隣人の顔をした悪魔が侵入、崩壊の危機に瀕した家族の肖像を描く英国の寓話。