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ツブヤキニッキ

マーリンⅠ

『マーリン1 魔法の島フィンカイラ』/T・A・バロン (著), 海後 礼子 (翻訳)

出版社 / 著者からの内容紹介
すべての魔法使いのあこがれであり、世界中の物語のなかで愛されてきた史上最大の魔術師マーリン。でも、マーリンの少年時代については何もわかっていません。理由はわかりませんが、彼の少年時代は歴史からすっぽり抜けおちているのです。そんなマーリンの少年時代の秘密をあきらかにしたのが、この『マーリン』シリーズ。


一作目の本書は、嵐のなか、おぼれかけたひとりの少年が海岸にながれつくところから物語がはじまります。少年は生きるのもやっと、立ちあがることさえできず、そのうえ記憶をなくしています。自分が誰なのか、どこからきたのかも思いだせません。自分の名前さえ謎なのです。家も名前もなくしたひとりの男の子が、いったいどうやって大いなる知恵と力と技をそなえた魔法使いに成長していくのか。苦難と驚きにみちた冒険がいま幕をあけます。読みはじめたら止まらない、ドキドキがいっぱいつまった本格冒険ファンタジーです。