す も も の 缶 詰

ツブヤキニッキ

グレイス・ペイリー新刊

『人生のちょっとした煩い』グレイス・ペイリー (著), 村上 春樹 (翻訳)

出版社より
亭主が出ていった。子ども2人を抱え、家賃も払えない。不幸? いいや、ディア、そんなものは、まあ、「人生のちょっとした煩い」みたいなものさ……。お待たせしました。99年の『最後の瞬間のすごく大きな変化』に続いて村上春樹が贈る、アメリカ文学の〈伝説〉、御年83歳のグレイスおばあちゃんの傑作短編集。初めての小説10篇とエッセイ「二つの耳」、村上氏による各篇解題を併録。とてつもなくタフで、温かく、「びりびりと病みつきになる」10篇をご堪能ください。