今、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読んでいるのですが、その中に、土佐の高知のはりまや橋で、お坊さんが好きな女性の為に珊瑚のかんざしを買うという話があり、これは「よさこい節」のことかと。
ちなみに当時の土佐藩には倹約令が出ており、本物の珊瑚などは買えなかったので、お坊さんが買ったのは珊瑚に似せた馬の骨だったそうな。
それはさておき、それ以来「よさこい節」が頭の中でエンドレスに。
土佐の~高知の~
はりま~や~橋で
ぼんさ~ん……
あれ?この後は何だっけ?と、何度繰り返しても出て来ない。そもそも全部知っていたかどうかも怪しい。
で、主人に訊ねてみたところ、
ぼんさ~ん、かんざ~し……
かんざしは、確かにそういう話だからそうだね!と思ったけれど、あれ?何だっけ?と主人もまたここで止まってしまいました。最後がどうしても分からない。
ついに音を上げてネットで調べてみたところ、
ぼんさ~ん、かんざ~し “買うを見た“
だそうです。ああ、すっとした。でも、やっぱりそもそも私は最後まで知らなかったかも。
せっかくなので、ネット情報を記しておきます。
★「土佐の高知のはりまや橋で坊さんかんざし買うを見た」と『よさこい節』で歌われるのは、江戸時代末期の安政年間(1855年〜1860年)、五台山竹林寺の僧・純信と、山麓に住む鋳掛屋の娘・お馬のロマンスが歌詞のもとになっています。