す も も の 缶 詰

ツブヤキニッキ

蚊帳の役割

にわかに空がかき曇り、雷が鳴り始め、オゾンに似た雨の匂いがして来て...からのゲリラ豪雨。東京都には大雨洪水警報発令。

子供の頃、雷が鳴って雨が降り始めると、気温がぐっと下がるので長袖を着せられ、蚊帳に入れられました。

蚊帳が雷から絶対に守ってくれるのだと信じて、昼間なのに暗い空と、なんだか不穏な空気の中、秘密基地に隠れているような感覚でワクワクしながら。

そういう思い出のある方は沢山いらっしゃるでしょうが、蚊帳の絶対的なセイフティネットとしての根拠は何だったのだろう?と、今さらながらに思います。

現在の東京では、雷雨の後に気温が下がるわけでもなく、守ってくれるはずの蚊帳もない。そして降れば大雨。情緒も何もありませんね。