す も も の 缶 詰

ツブヤキニッキ

リーガルパッド

昨日、銀座のITO-YAで購入した万年筆とリーガルパッド。

ボールペンコレクターとしては、万年筆は範疇外なんですが、とても書きやすかったので衝動買い。インクはもちろんブルーブラック。万年筆で書くなら、絶対にブルーブラックです。

リーガルパッドは、新宿では世界堂にも売っていないので、やっと入手できた感。ただ、ITO-YAと入っているのがちょっと興醒めではあります。

このリーガルパッド、アメリカでは子供から大人まで大勢の人が使っている非常にポピュラーなものですが、小説の翻訳を見ると、このままリーガルパッドとなっているものと、法律用箋と訳されたものがあります。

以前、この「法律用箋」というのに引っかかって、当時ニューヨーク在住だった新元良一さんに尋ねたことがあります。

「この黄色いレポート用紙は、そもそも法律関係の人が使うものなのか?あるいは、リーガルパッドという商品名なのか?」

すると、「特に法律関係のものというわけではない。あまりに普通に使われているから考えたこともなかった」という答え。

ITO-YAが「リーガルパッド」として作っているという事は、商標登録された商品名ではないと思いますが、日本で言うレポート用紙的な、ノートの種類を表す言い方なのかな?と。だとすれば、「法律用箋」と訳してしまうのはどうなんでしょう?

昔、法律関係で使われていたので、リーガルパッドと呼ばれるようになったというのも考えられますが、今現在は法律関連の仕事に関係なく大勢の人が使っていることを考えると、「法律用箋」はどうもそぐわない気がします。

いずれにしても私はこれが大好きなので、手に入って嬉しい。上を綴じていないコピー用紙的なものもあって、本当はそれを買ってみたかったのですが、たぶん1000枚くらいあるので、それを持って神田に行くのは辛いので、やめておきました。次回、それだけを買いに行ってもいいくらい欲しいと思っています。