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ひつじ雲とブラキオザウルス級の巨大重機

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一昨日の午後撮影。隣の工事現場の巨大重機とひつじ雲。毎日、この巨大重機がこちらに倒れて来るのではないかという不安に苛まれているものの、重機自体はもはや見慣れたもの。

 

なんか違和感があると思ったら…雲です。ひつじ雲って秋の代表的な雲ではなかったかな。記憶違いかと思って調べたら、やはり秋の雲でした。
 
<参考資料>

Wikipedia:高積雲

 

ひつじ雲は高積雲です。上記の資料でも、空気が澄んできて上空の高い所にできる雲がはっきり見えるようになるので、ひつじ雲は「秋の雲」としています。自然の事象ですから、大気の状態によります。絶対に秋にしか見れないというわけではありませんが、季語にも使われる雲ですから通常は秋になると見れるものだという認識です。

 

つまり、梅雨が終わってこれから真夏になる時期だというのに、早々と秋の雲が現れたことに、なんとなく違和感を覚えたのでした。今年は梅雨入りも梅雨明けも早かったから、秋になるのも早いのでしょうか?猛暑もうんざりだけれど、あんまり早い夏の終わりも寂しい。

 

資料の中で気になったことがひとつ。

 

最も空の低いところ(地上~2キロ)に浮かぶのが「層雲」という雲で、地面に届くと「霧」となります。自分の目の高さにあるなら「霧」、自分よりも高い位置に広がれば「雲」というわけです。

 

これ、知りませんでした。霧は雲とは別物だと思ってました。考えてみれば、雨だってもともとは雲。霧は雲である、あるいは雲が霧になるというのも全然不思議ではない。というか、当たり前か?

 

ということは、例えば有名なサンフランシスコの霧。あれは目の高さにあるものは霧だけれど、上のほうにあるものは雲ということになるのでしょうか?

 

サンフランシスコの霧は1メートル先も見えないまさに雲のような濃い霧ですが、これは上空から降りてくるものではなく、空気が寒流の流れる海で冷やされてできるもの。上記の霧とは成り立ちが違います。つまり私はそういうものが霧だと思っていたわけです。

 

霧のサンフランシスコ 

 

 雲か霧かと厳密に考えているとややこしくなるので、美しい霧のサンフランシスコの画像を見て、しばし和んでいただきましょう。

 

ところで、写真のようなクレーンなどの重機ファンがいらっしゃるそうですね。

 

私は地震や強風の折には生きた心地がせず不安な毎日を送っていますが、そういう方は自分の家の隣にこんなブラキオザウルスみたいな巨大重機があったら、毎日楽しくて仕方がないでしょうね。喜んで代わってさしあげたい。

 

このような重機がある場所には、もれなく騒音がついてきます。今の場所に引越して以来、このマンションの上下階の内装工事に地震で壊れた外装の工事、そして今現在この重機を使用している隣のマンション新築工事が続いて、絶え間ない騒音にさらされています。

 

今年の年末に終わる予定ですが、早く建って欲しいと思うと同時に、14階建ての建物が出来上がれば南側の日当たりが悪くなるので、それも嫌だなと。真夏の太陽の恵みである「SUNTEA」も作れなくなるし、何といっても太陽のパワーが減少するのが気分的に辛いところ。その頃にはこのブラキオザウルスも消えているでしょうが。