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おすすめブックレビュー ◆ (赤い館の騎士)

デュマ復刊第2弾を飾った 『赤い館の騎士』*1 は、断頭台の露と消えた、悲劇の王妃マリー・アントワネットの救出劇をめぐるジロンド党や山岳党の対立を描くルイ16世時代のフランスを舞台とする歴史絵巻です。壮大な歴史劇には、甘い恋あり、峻烈な剣が火花を散らす、ハラハラドキドキの連続です。デュマファンは必読の一冊です。

今回の復刊には、電子ブックを出版しているグーテンベルグ21の大和田氏の活躍で実現いたしました。元講談社の編集者である氏は、その経歴を生かして海外翻訳作品専門に次々と新たな電子ブックの作品を世に送り出しています。今回、翻訳著作権継承者の方を説得して頂いた上に、本の元になるテキストデータもご提供いただいたのです。

●『赤い館の騎士』はこちら
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