す も も の 缶 詰

ツブヤキニッキ

3.11への思い

あの日から8年。

当時、一緒に活動していたベーシストのお姉さんとお祖母さんが、宮城県石巻市津波にのまれて亡くなられました。


東京にいた私もしばらくは恐怖に竦んでいましたが、帰ることもできない、家族の安否も分からない彼は、東京でひとり、一体どんな気持ちだったのか想像する事すらできません。


私も必死にネットを使って行方を探しました。ご両親は無事だったものの、残念ながらお姉さんとお祖母さんは亡くなられていました。「見つかっただけましです」と言う彼に、かける言葉もみつかりませんでした。


4月。犠牲になられた方々の為にも頑張りたいという彼と共に、義援金を集めるライブをしました。ハリケーンカトリーナの時に義援金を送ったニューオーリンズの友人のミュージシャンが、今度は日本の為に寄付を集めて送ってくれました。


その後もしばらく支援のライブをして、沢山の方々にご協力を頂きましたこと、今ここで改めてお礼を言いたいと思います。ベーシストの心の傷が癒える事はないだろうと思いますが、彼は今元気にやっています。


その時のライブのテーマソング、ビリー・ジョエルの「Honesty」は、今もいつも胸の奥にあります。下の動画は、まさに8年前のその時のライブの画像です。


https://m.youtube.com/watch?v=tzIhjcXh0Vw


そして、これからの世界が平和で素晴らしい世界になりますようにという願いを込めて、ルイ・アームストロングの「What A Wonderful World」を最後に。


https://m.youtube.com/watch?v=vMaKLdaNN5Q

夢を見た

昨夜、長い長い夢を見た。

ジェームズ・ロリンズの〈シグマフォースシリーズ〉ばりのエンターテインメントミステリー。寝る前に失望とイラつきで心がざわついていたせいか?夢を見ながら、これは夢だと分かっている。私はまだ眠っていないのだと思いながら夢を見ている。

 

でも、目が覚めたら一瞬にして内容が消えた。ただジェームズ・ロリンズの〈シグマフォースシリーズ〉ばりのエンターテインメントミステリーだったという事だけは覚えている。そして、起きたらまた失望とイラつきでザラザラした心を抱えた自分がいる。当然、熟睡していないから眠い。

 

ともあれ「夢を見た」という、それもかなり長いストーリーの夢だったという感覚が久しぶりで、その事はなんだか楽しかった。夢を見たらメモしておけと言われるけれど、だいたいいつも起きたら忘れる。夢を全部覚えていられる人っているのだろうか?夢記録装置とかがあったら面白いのに。

 

「こんな夢を見た」という書き出しは夏目漱石の小説だったかな?かの漱石は夢を覚えていられたのだろうか?

駅前ドトールにて

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実家帰りには毎度恒例の駅前ドトールですが、今回はめちゃくちゃ疲れて気持ちが悪くなり、バスから降りてよろめきながらドトールに倒れ込んだと言っても過言ではありません。


体力回復の為に、ツナとチェダーチーズのホットサンドを注文。これお気に入りのサンドイッチだったのに、この店舗ではしばらく置いてなくて寂しい思いをしていたのですが、この度めでたく復活!おかげで体力も復活し、3時間の道のりを耐えて、無事に東京に戻って来る事ができました。


でも!仕方なく違う物を食べている間に、チーズとベーコンのフォカッチャの方が美味しい事に気付いてしまったのですよね。せっかく復活したけれど、次回はフォカッチャの方を頼むと思います。時すでに遅しでした。残念!


ところで、この駅前ドトールに通う理由のひとつに、店員さんが皆優しくて親切だからというのがあります。


田舎のお店はどこでもだいたい皆親切ですが、特にこのドトールでは、店員さんの笑顔に毎回癒されて精神的にもかなり救われているので、感謝の気持ちでいっぱいです。


もし、このドトールがなくなってしまったら、私はきっと電車に乗れないかもしれません。


常々、他人に期待してはいけないと自分自身に言い聞かせ、それでも無意識に期待して失望するという事を繰り返しながら生きている毎日ですが、ここだけは笑顔を期待しても許されるような気がしています。