す も も の 缶 詰

ツブヤキニッキ

駅前ドトール


実家に行った帰りの駅前ドトールでの一服が、儀式のように恒例になりかけていましたが、このところしばらくご無沙汰でした。

この土曜日はあんまり疲れて、すぐには電車に乗れない感じだったので、久しぶりに入って一服。ついでに、ホットサンドの夕食も。エビのポモドーロソース、美味しかったです。

電線のある町


東京、特に私が住んでいる新宿あたりでは、電信柱や電線を見かけることがめっきり少なくなりました。

それに慣れてしまっているので、実家のある町に、こんなに電線があったということに改めて気付いて、今更ながらに驚いた次第。

高いビルもないので、空をバックにくっきりと見える電線。写真を撮ったのが夕方ということもあり、妙に郷愁を感じた風景でした。

さらにこの季節は、家の庭にある金木犀の香りが大気に漂い、さらなる郷愁を掻き立てます。

また夕暮れの西の空に見えた宵の明星・金星が、東京で見る何倍もの明るさで煌めいているのを見て、ほとんど泣きそうになりました。

そうだった。
この町は星が綺麗に見える町だった。

それもまた、忘れていたことのひとつ。やはり今更ながらに思い出して、感動を新たにしたのでした。寂れた町だけれど、その代わりに素晴らしい事もあるのだと。

今年7月に大接近した火星も、この町で見たら、きっとこの世のものとは思えないほど素晴らしかったに違いありません。E・R・バローズの《火星シリーズ》の主人公ジョン・カーターのように、強く願えばそこに飛んで行けるのではないかと思うほど、近くに感じられたことでしょう。

秋のお彼岸


週末は母の世話をしに実家に帰っているのですが、今回はお彼岸なので、お墓参りに連れて行く予定でした。

東京を出る時には雨でしたが、実家の方は晴れて青い空が見え、くもは秋らしいうろこ雲なのに、太陽がジリジリと照りつけて真夏のような暑さ。東京より気温が高かったようです。

暑さもさることながら、前日降った大雨で庭がぬかるんでおり、転びでもしたら大変と、結局母は連れて行けず、弟と二人でお墓参りをして来ました。

風もなく湿度も高かったので、めちゃくちゃ暑かったのだけれど、母が寒いと言うので家で冷房はつけられず、私自身はもうぐったりしてしまいました。

こんなに暑くなるとは思わなかったし、今までは田舎の方が涼しいというイメージ。それも年々変わって来ているようです。